空き家調査

昨日は、相続不動産の物件調査に行ってきました。
今回の調査対象は平屋建ての住宅で、リフォームをすれば住みやすそうだなと思える物件でした。
しかし、実際に内部を確認したところ、床の一部が沈み込み、歩くと軋む音がする状態でした。
また、天井には雨染みがあり、大規模な改修が必要となる可能性が高い状況でした。

所有者様は打合せの時に解体も視野に入れているとお話されていて、家主として責任を持って対応しようとされている姿勢が印象的でした。
しかしお話を伺う中で、できる限りご意向に沿った形で売却を進められるよう、最適な方法を模索していく必要があると感じました。
今回調査を進める中で、周辺には他にも空き家が点在していることが分かりました。
また、本物件は学校に近いため解体後に若い世帯が新築住宅を建てることで地域の活性化にもつながるのではないかと考えお客様にご提案してみたいと思います。
相続不動産の調査を通じ役目を終えた住宅を新たな形で活用できるよう、特に今回の様な郊外にある物件はより良い提案ができる力を身につけていかなければならないと改めて感じた一日でした。