「時効取得」ってなに?知らないと損するかも!

こんにちは、なないろ不動産の田中です😊
今日はちょっとマニアックだけど、実はとっても大事な法律の話、
「時効取得(じこうしゅとく)」についてご紹介します。
👀「時効取得」ってなに?
ずーっと誰かの土地を使っていたら、
その土地が自分のものになることがあるんです。
えっ?本当にそんなことあるの!?と思いますよね。
でも実はこれ法律でちゃんと認められているんです。
これを「時効取得」といいます。
🕰 どのくらい使い続けたら自分のものになるの?
ポイントは占有期間(せんゆうきかん)。
つまり、「どれくらいの間、自分のものとして使っていたか?」です。
✅ 10年の場合(ちょっとレア)
自分のものだと信じていて(善意)
注意しても気づけなかった(無過失)
堂々と使っていた(公然)
ケンカせず穏やかに使っていた(平穏)
→ この条件を満たしていれば、10年で取得できることもあります!
✅ 20年の場合(いちばん多い)
たとえ他人のものだと知っていても、
20年間文句も言われずずっと使っていればOK!
⚠ 注意!勝手に自分のものになるわけじゃない!
時効の年数が過ぎたからといって、
自動的に土地の名義が変わるわけではありません。
ちゃんと「時効取得します!」と意思表示(=時効の援用)をして、
場合によっては裁判で認めてもらう必要があります。
🏡 たとえばこんなケース
「昔からウチの庭として使ってる部分、よく見たら隣の土地だった」
「空き地をずっと自分で管理して使ってるけど、登記名義が違った」
こんなとき、条件を満たしていれば時効取得で自分のものにできる可能性があるんです。
💬 まとめ
時効取得とは長年使い続けた土地などを自分のものにできる制度
期間は10年または20年(条件による)
勝手に名義が変わるわけではないので、注意!
✨ 最後に…
「これってウチのことかも…?」と思った方は、
専門家に一度ご相談くださいね😊
知らなかったでは済まされないことも多いので、
ちょっとした違和感があれば早めに確認するのがおすすめです!