【島根訪問レポート】 ドキドキの突撃訪問!

こんにちはなないろ不動産です!
今日は少し前の話しにはなりますが、島根のお客様のもとへ訪問させていただいたときのドタバタ(?)エピソードをお話しします♪
数カ月前、別の案件で売却のお手伝いをしていたお客様から
「実は島根にも土地があるんです」とご相談を受け調査を進めていました。
その土地を調べてみるとお隣にお家が建っているので、まずはそこに住んでいる方にお手紙を出して様子を伺うことにしましたがなかなかお返事はなく…。
どうしようかと悩んだ末、意を決して直接訪問することに!
片道2時間のドライブを経てようやく現地に到着。
お家の前には車が止まっていて「よし!在宅されてる!」とワクワクしながら近くに車を停めて徒歩で向かっていたその時――
なんと!!
目の前でお家から車が発進してしまったのです…!!
「うそ!?2時間かけて来たのに!?ほんの数秒の差で!?」 もう頭の中は真っ白。軽くパニックです。
急いで車に戻って追いかける?
それとも帰ってくるのを待つ?
いろいろ考えた末にダメもとでお家のインターホンを鳴らしてみることに…。
ドキドキしながら押した瞬間、
「は〜い」と中からお返事が!!
もう神様って本当にいるんだと思いました(涙)
ドアを開けて出てきてくださったのはご高齢の奥様。
ご挨拶をすると「さっき車で出たのは主人よ。近くに用事で出ただけだからすぐ帰ってくると思うよ」と教えてくださいました。
しかもその場でご主人に電話をかけてくださり、
「不動産屋さんが来てるから戻ってきて!」と伝えていただけたのです。
ご主人が戻ってくるまでの間、奥様と地域のお話をたっぷり聞かせてもらって
奥様と地域の昔話を聞かせていただいていると、
ほどなくしてご主人が戻ってこられました。
改めてご挨拶をして、
「以前、お手紙を送らせていただいたのですがご確認いただけましたか?」
とお尋ねすると、
「手紙は確認したよ。でも、まあそのうち来るだろうと思ってそのままにしてたんだ。ごめんね。」
と、にこやかにお返事いただきました。
さらに、
「昔は隣地を購入したいと思って所有者を探したけど、見つからなかったから諦めたんだよ」
と、当時のことも話してくださいました。
そして、ご主人が隣地の様子を案内してくださったのですが、
その時のことが本当に驚きだったんです!
急な法面(のりめん)を、まるで平地を歩くかのようにすたすたと上り下りされるご主人。
あまりに身軽な様子に驚いて思わず
「失礼ですが、おいくつでいらっしゃいますか?」
とお尋ねすると、
「もう80歳は超えてるよ」
とのお答えにびっくり!!
杖もつかず、あんなに元気に歩かれるなんて…!
本当に驚愕でした。
一通りお話を終え、今回の訪問の目的である「隣地売却」の件についてお伝えすると、
ご夫婦からは
「良い話になりそうなら検討しますね」
と、前向きなお言葉をいただくことができました。ホッと一安心です。
そして帰り際、奥様から
「どんな人が来るのかと不安だったけど、良い人で良かった。気をつけて帰ってね」
と、コーヒーまでいただきました☕✨
やっぱり、
手紙や電話だけでは伝わらない「人柄」ってありますよね。
不動産屋という職業柄、どうしても最初は不安に思われる方も多い。
だからこそ、直接お会いして、顔を見て、話して、
そんな「安心感」を持ってもらうことの大切さを改めて実感した訪問になりました。
島根のあたたかい空気と、素敵なご夫婦との出会いに感謝です🌿